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スピリチュアリティとは、つまるところ捨てて捨てて捨てまくることである。それも心理的に、内面的に何も持たない。自分の(とおもっている)身体も心・人格までをも「ただの借り物」であって所有しているとか、それこそが自分であるとは見なさない。聖者を気取ってフリをするのではなく、心底それを実感している、ということだ。

これはエゴからすると「どん底」ということになる。大量のエゴからなる構造体である世間から見れば「底辺」という扱いになる。それで全く気にならない、というのがスピリチュアルな自己実現である。